近年の産婦人科開業事情 クリニックへの就職 [医療ニュース]

  昨今の訴訟事件などにより、産婦人科医が1人で開業をすることが少なくなってきております。帝王切開時に、医師1人では対応がリスクは伴うからだそうです。また医師1人では、何時お産があるか分からない状況の為、365日拘束をされてしまい、自分の時間やゆとりが確保できない現象が起こっているそうです。

 その為、2~3人の複数の産婦人科医による開業が近年傾向として多く見られるようになってきております。東海地方では、病院勤務時代の上司部下による開業であったり、親子による開業、夫婦による開業などのパターンです。また名大の産婦人科医局員を中心とした稲沢市・可児市・豊田市・岡崎市・高山市・名古屋市緑区での相次ぐ開業で有名な医療法人等もあります。

 産婦人科医が不足している地域では、開業すれば、一般的に月約50件前後の分娩数は見込まれ、それに対する売上は約4億3千万円前後で、経常利益は1億3千万円ぐらいとなります。つまり医師1人を年収2千万円以上で雇っても、十分採算が取れる計算となります。つまり産婦人科のクリニックの医師年収は、利益的にみて、ある程度高かい金額を支払っても維持できるようになっております。

 公立病院等で勤務されている産婦人科医の年収は、部長クラスで1,800万円前後、医長クラスで1,500万円前後です。年収は医師としての労働対価(労働価値)を見る指標にもなりますが、その対価は多くの診療科の医師を雇用する公立病院等と単科の民間病院では格差が1.5倍から2倍になります。また公立病院では定年によって63歳前後で職場を離れますが、民間病院ではその後も雇用が継続している現状です。病院機能別に、診療内容等に格差があり、年収だけでは判断できない仕事への価値観もありますが、ある程度経験を積まれた産婦人科医は年齢も40代半ばとなり、その後の約20年から30年の仕事への関わり方を40代の時期に考えておくことも必要ではないでしょうか。

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